オークション最前線から

オークション最前線から

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2020年2月中旬。

東京にいます。

いま、まさにオークション会場。最前線。


主だったバイヤー50名のうち


日本人バイヤー

インド人バイヤー

中国人バイヤー


がしのぎを削っています。

今回の特徴は中国人バイヤーの欠席が多いこと。



オークションは「雰囲気」が大切です。

落札価格では見えないその「空気」は現場でしか感じることが出来ません。

同じ10万円の落札でも


一人のバイヤーによる10万円と

盛り上がった10万円では情報の価値が違ってきます。


モニターに流れていく商品を見ながら

その空気を感じつつオークションを見学すると



「トレンド」



が見えてきます。

金の価格が上昇し、為替が円安に向かっています。



コロナウイルスや香港デモの混迷、

3月香港ジュエリーショーの中止。

ジュエリー業界にとってはマイナス要素の多いいま、最前線は元気です。



特にデザイン系(国内作家モノ含む)相場は高騰。

メレーダイヤモンドも安定圏内。

一時期落ち込んでいたルースダイヤモンドもしっかり声が出ています。

パラジウムの高騰によってプラチナの潰し系も高値圏。



空気という意味で「最前線は盛り上がっている」と言えます。



世界情勢は混迷に向かっていますが

いまのところ中古相場に関しては安定的に推移しています。



日々の買取りにおいても、

あまり神経質にならずに大丈夫かと思っています。



詳細は後日掲載の動画でチェックして下さい。

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2020年2月。コロナウィルスや香港デモの影響から中国へのビジネス展開が難しくなっているいま。
オークション最前線では何が起こっているのか?

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