monobank ラボ|Vol.8 エメラルド特集

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Report monobank 杉野祐美
編集:田仲

Emerald【エメラルド】

語源はサンスクリット語で「緑色の石」スマラカタ。アクアマリンと同じベリルという鉱物に属し、硬度が低い為、キズがつきやすい特性があります。しかし、クレオパトラは、その美しさに魅了されて自分の鉱山を所有していたという伝説もあるくらいに多くの人を魅了し続けて、広く流通しています。

内部に無数の傷があり、これが天然ものの標識にもなっています。
大きく傷が少ないほうが価値が高く、明るく濃い緑色のものが最上級で、特に無処理、ノンオイルと明記されていない限り、化学的処理を施していることがほとんどなので、昨今の超音波洗浄機にかけた場合に、本来の傷物に戻る場合もあります。

エメラルドは、一般的に名前の通りエメラルドカットに仕上げられます。これはコロンビア産のエメラルドの形状が六角柱形状をしていることが起因で、原石のカッティングによる重量損失を最小限に抑え、最大限の輝きを引き出すために開発されました。他にオーバルカットやハートシェイプなどもあります。





右から40点、60点、70点となり、比較すると緑色の濃淡と透明感がよく見えます。
70点の方が透明感があるように見えるのは、黄緑色よりのため透明感が出やすいからです。

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monobank auction 2020年1月宝石大会に出品されたエメラルドをご紹介します。

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