基本情報
日付:2020年1月24日店舗:monobank 魚町店
天気: 曇り
お客様の性別・年代:?40代 女性
来店時のご様子
店内に入ってこられた時の落ち着いた雰囲気で、恐らく既存客であると推察しました。お席へご案内し、お茶を勧める。
会員カードの提示を促すと、やはり既存客でした。
次にPCで顧客データを確認。
今回が2度目のご来店で、初回は5か月前でした。
初回の商材はバッグ数点。その内、1点がロエベの現行品で美品。新規客だったので、高め目一杯の提示で成約しており、粗利はほとんど出ていない。
初回が今回の来店につながり、今回以降から少しずつ儲けさせてもらえれば、と内心意気込む。
今回の商材は、貴金属数点と時計、バッグ。
今回のテーマ商品
指輪 PT900 D1.081 4.4g
ファーストインプレッション
全体を見渡し、今回の目玉と認識。変形ダイヤの1キャラ、かなり良いクオリティなら市場落札でガイの30万円くらいかと予想。
値段設計・査定根拠。
あらためてルーペで見てみる。自身のグレーディングでは、カラーがF-Gあたり、クラリティはVSクラス以上、カットはエメラルドカット、特にいびつな感じもない。
万全を期すため、少し下目のグレードでラパポートを調べる。
“55”
ドル表記なので円に換算し、計算する。
55×100×109(\)×0.35(EMカット)=209,825
市場落札予想=209,825+プラチナの枠代=220,000前後か?!
最初のグレーディング以上のソーティング結果が出たなら、粗利が上乗せされるイメージ。
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金額提示時のお客様の様子や会話内容
成約までの交渉術
まずは、地金のような石が付いていない物から査定。貴金属は、毎日変動する金相場が影響することをご説明。
当店ではグラムいくらか、ダイヤなどプラス出来るものがあれば合わせたものが査定金額になる事を伝えると、納得の様子。
順に、メレダイヤが付いているものなどをご説明しながら査定をして、今回のテーマ商材へ。
実は、その1点前に同じデザインの0.6カラットのダイヤを査定して45,000円を提示。
こちらは石がやや黄色く、クオリティが落ちる。
ただ、商品のスジやお客様の佇まいから他にも良いものを持っている富裕層めの客層と感じた。
なので、今回はしっかり顧客にするため金額はMAX提示でいく。
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査定金額:22万円(税込みなので、実質20万円の原価)
伝えると、ややがっかりしている印象。
金額の内訳、プラチナの枠でいくら、ダイヤでいくらと説明。
ダイヤの査定方法、自身のグレーディング、ラパポートの説明をして、根拠があっての査定金額であることを伝える。
最初は金額に半信半疑だったようだが、しっかり説明をして自信を持って金額を提示したことで納得をしていただけた様子。
合間合間に軽く談笑をはさみ、最終的にお持ちいただいた商品全て成約。
お客様は退店。
完全に顧客にできたとまでの手ごたえはないが、少なくとも次回にはつながったとは思う。
仮に、他店との相見積もりになったとしても、当店に来てもらえる自信はある。
毎回が勝負。
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