基本情報
日付:2020年2月10日店舗:monobank 魚町店
天気:晴れ
性別・年代:男性・30代
来店時の様子
来店時のやや落ち着かない様子でご新規様と見受けられた。挨拶をして迎え入れ、尋ねるとやはり初めてのご来店とのこと。
見た目は私服でカジュアルではあるが、清潔感もありおしゃれな好青年に映る。
商材は紳士靴。
使用頻度が減ってきたので金額次第では手放そうと考えているらしい。
今回のテーマ商品
?靴:オールデン 975 7 1/2 中古
付属品:箱、保存袋、純正シューツリー
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ファーストインプレッション
見て中古品だとは思ったが、きちんと手入れをしているのか美品に映る。それでも、市場でもあまり見ないし2万円くらいかな?!と感じた。
値段設計・査定根拠。
オールデンは言わずと知れた高級ブランド。市場でもたまに見かけるが、メンズでサイズもあって売りにくいのか、さほど金額がいっている印象はない。
とりあえずヤフオクの落札相場を見てみると、4~5万円近辺での落札が多かった。
もちろんモデルやサイズ、状態で金額のばらつきはあって当然だが、見極めながら平均をとる。
同モデルの新品で10万円前後の落札。
平均的な美中古で4~5万円前後。
ここだけ見ても、掛け率的にも低いアパレル商材の中でかなり高い人気がうかがえる。
ネットで売るなら3万円前後で買取りたいところだが、実際手間もかかるため、
出来れば2万円くらいで成約したい。
金額提示時のお客様の様子や会話内容
多少あった靴の知識から、お客様にオールデンについての話題をふる。やはりこだわりがあったようで、いろいろと話してくれた。
今回のようなある意味マニアックな商材(骨董品や絵など)を持ち込むお客様に多いのが、自分より知識がないように映ると相手をなめて話を聞かない。
この商品の価値があなたに分かるかけがないと思い込み、不当な査定金額だと錯覚するのである。
そのあたりを意識しながら、お客様との距離感をはかる。
今回の商材の商品知識に関してはお客様に劣るかもしれないが、“売る”ことに関してはこちらがプロであることを理解できるように話をすすめる。
現在の需要や相場、流行やサイズによって右から左で簡単に売れるわけではないこと、逆の立場(この商品を売る側)を想像してもらう。決して押しつけにならないよう気を付け、理解を求めるように。
ある程度金額的なハードルが下がったところで、査定金額の2万5千円を提示。
成約。
当初は2万円提示の頭で接客をしていたが、途中の相手の相場への理解や言動から上方修正をした。
ご新規様ということもあり、目先の5千円よりも今回のお客様の満足度を優先した。
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