【全四回】第一回 株式会社NOVASTO CEO 佐藤秀平|「リユース・質業界のデータ経営を考える」

【全四回】第一回 株式会社NOVASTO CEO 佐藤秀平|「リユース・質業界のデータ経営を考える」

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「リユース・質業界のデータ経営を考える」
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株式会社NOVASTO CEO 佐藤秀平

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【テーマ】   ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?
?はじめに? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??
?「リユース・質業界のデータ経営を考える」? ?

?データ経営の基本? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?
?どんなデータを取れば良いのか?? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??
?買取と販売の層を重ねる? ? ? ? ? ?      ? ? ? ??



?はじめに
皆様初めまして、ICHIBAKARAのコラムは初めての執筆になります。
株式会社NOVASTOのCEOをしております、佐藤秀平と申します。

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連載の初回なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
大阪府の吹田市で生まれ、広島県広島市・愛媛県松山市で育ちました。中学から大阪に戻り、大学は大阪教育大学を出ています。大学在学中に、小中高の教員免許を取得しています。「子どもの将来に本当の意味で良い影響を与えられる教師になりたい」という夢を持って大学に入りました。しかし、教師の卵である同期達を見て、本当に似たような価値観の人間が多いのを見て、もっと色々な経験をしてから教師にならないと、子ども達にプラスの影響を与えることが出来ないのでは無いかと思い、19歳で初めての起業をしました。WEBサイト製作代行や、アフィリエイト、コンサルティング、OEM商品製作販売、物流事業、など様々な事業にチャレンジをしました。その中でも特に楽しかったのが、リユース(中古品小売)業です。当時は、B2Bの仕入れ買取りからのEC販売をを主にしていましたが、この事業に大きな可能性を感じました。大学卒業をもって、一度事業を閉じ、株式会社船井総合研究所に入社しました。船井総合研究所は、日本のコンサルティング企業で唯一、リユース業専門チームがあったのが大きな理由です。在職中には、リユースとECの領域で、個人事業主さんから上場企業まで、幅広い分野のコンサルティングを経験させて頂きました。この経験があったからこそ、今が有ると思います。船井総合研究所を退職後、株式会社NOVASTOのCEOとして活動しています。このNOVASTOは、船井総合研究所在職時に感じた「リユース業界のIT化の遅れ」を解決出来るソリューションを作りたいという思いで立ち上げました。2019年5月に、リユース業専門クラウドPOSシステム「ReCORE(リコア)」をリリースしました。リリースから1年が経過しましたが、新しい機能がどんどん搭載され、400以上のアカウントほど使って頂いております。2020年6月には、新しく、宅配買取やビデオ査定の機能が追加されました。更に7月には質機能もリリース予定です。リユース質業の事業者様をテクノロジーの面から全力で支援していきたいと思っています。





?「リユース・質業界のデータ経営を考える」 
ということで、前置きが非常に長くなりましたが、本題に入っていきたいと思います。今回のテーマは「リユース・質業界のデータ経営を考える」です。データ経営という言葉の定義から整理していきましょう。

データ経営とは「データドリブン経営」の略になります。データドリブン(Data Driven)というのは、「経営やマーケティングなど企業運営のために必要な意思決定をデータを元に判断し実行すること」を指します。つまり、本コラムのテーマは「リユース・質業もデータを元に経営の意思決定をしていきましょう。そのために必要な考え方と、マイルストーン(ステップ)を解説する」ということになります。では、そもそもなんでデータ経営が必要なんでしょうか?


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様々な側面がありますが、今回はより簡単にお伝えしたいと思います。リユース・質の業界は、ここ数年で、店舗数の増加・メルカリなどフリマアプリの登場・出張買取&宅配買取店の増加など、大きく変化してきました。顧客の選択肢が多様化し、購買行動が複雑化したことで、新規顧客の獲得コストはどんどん上がっています。昔と異なり、チラシをまいても反応するのは1%以下というのが当たり前になりました。WEB集客といっても、リスティングなどの集客コストも上昇傾向にあります。従って、新規顧客を取り続けるフロー型のビジネスをしていては、事業が立ちゆかなくなってきています。従ってサービスの提供が終われば、その関係が終了というものではなく、顧客との継続的な関係を維持していく必要が出てきました。要は、顧客のリピート率を向上させ、LTV(LifeTimeValue)を上げていく事が、企業の至上命題となってきたわけです。

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つまり、データ経営というのは、「どんなお客さんがうちに利益をもたらしてくれ、買取接客中にどんな対応を取ったら再来店率が上がり、どんなタイミングでどんな販促をすれば年間利用回数が上がるのか」ということを分析し、改善していくということです。店舗経営として当たり前のようですが、当たり前のように出来ているところは正直少ないです。
実際に、「データ利活用実態調査
https://www.domo.com/jp/learn/2017-cdo-survey 」によると、実に74.7%の経営層がデータ活用の重要性を理解しているが、現場社員の41.5%が「部門やチーム間でデータ共有ができていない」と回答したほか、業務の遂行や意思決定にデータを活用できている社員はわずか13.9%しかいないと回答しています。これまで、感覚的に店舗経営をしてきたが、最近なにかお客さんの動きが変わってきた気がする。そんな経営者の感覚をより早く察知し、より正しい選択をし、より早く変化していくのがデータドリブン経営の本質なのです。




≫次回は「?データ経営の基本」をお届けいたします!
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株式会社NOVASTO
https://novasto.co.jp/


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今回は、株式会社NOVASTO CEO佐藤秀平様よる連載です。「リユース・質業界のデータ経営を考える」をテーマに、四回にわたってお届けします。第一回はそもそも「データ経営」とは何か?を解説しています。

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